【武蔵台の魅力⑦ 変わらぬ街並(続き)】
2019年11月03日
♪地区計画は、この素晴らしい武蔵台住環境を守る最大の保証
過去に二組、大きな違反者がいました。
一つは、角地を買取った不動産業者が、二分割して販売する。
他は、1階を学習塾、2階を2DK×2のアパートにする。
という、とんでもないものでした。
前者は着手前に防ぎましたが、後者は完成後の発覚でした。
確認申請といって「こういう建物を建てますよ」の計画が、
出来上がってみれば、別物の違反建築でした。
どちらも、販売チラシや建物外観を見た住民からの通報で、
日高市の担当部署が動き、対応し解決しました。
住民の眼力は、悪を許しません。
後者の家、こんな悪徳経営者に教わる塾はたちまちに閉鎖。
買主が、1階を住居に改装し、単一所帯で使用中です。
武蔵台内にもアパートはあります。でもこれらは、
地区計画のできる前の建物ですので、何の問題もありません。
但し、同等のアパートを再建築することはできません。
地区計画は、建物の利用方法、建物の縦横の大きさ・高さや、
敷地面積等に制限をすることで住環境悪化を防ぐものです。
地区計画制度は、武蔵台住民にとって大きな宝物です。
豊かな自然環境と、道路や公園、下水等インフラの完備、
これに加えて環境不変の制度的保障となる地区計画は、
千年の古都のように、次代に継承される大きな遺産です。
写真:建て替わってもルールが守られ住環境不変ですⅡ
業務が立てこんできました。少しお休みして後日に…。