設立表明
設立表明
私吉澤は、「こま武蔵台」の地で、不動産仲介業務を28年間にわたり携わって参りました。東急リバブル社員としての36年半の大半の期間です。私がこの間、武蔵台内での売買仲介をさせて頂いた方々は600組を超えており、団地総戸数の約1/4となります。
豊かな実績に裏付けられた地域に精通したキャリアエキスパートとして、求められ定年延長を10回重ねましたが、古希を迎えまして終止符となりました。
武蔵台は、高度成長期における住宅難解消の受け皿として開発された郊外ニュータウンで、私たち団塊世代をはじめ多くの人々に住まいを提供し大きな役割を果たしてきました。
今日では、急速に進行する少子高齢化時代を色濃く反映しています。「買物難民」「限界集落」「消滅団地」…とも言われ、2200戸超の大型分譲地ゆえに今も時代の最先端です。
今後は、ご相続の発生等から空き家のさらなる増加も見込まれ、武蔵台での不動産売買のニーズが益々高まってくることは必定です。
このような時期、東急リバブルが私のラスト定年を機に、この地からの撤退となってしまいました。他社の扱いに任せると、過去の事例の多くが示すように、早期売却に主眼が置かれ、驚くような価額破壊がありました。
私自身も平成元年から住まい、幾多の魅力あふれるこの街を、このまま放置するのか、と考えるようになりました。そこで、日々坂道を歩き回って培った元気を生かして、もう少し地域の皆様のお役に立つ為、経験と知識を生かしてこの地から空き家を減少させる一助となることこそが私の使命と思い立ち、武蔵台仲介に特化した新会社設立に至りました。
ただ土地や建物を販売する「〇〇不動産」でも「〇〇ハウス」でもありません。
‘売って頂く方には、思い出のマイホームを良き方に‘
‘買って頂く方には、楽しいマイホーム造りと元気を‘ との思いを込めて「こまホーム」です。
弊社ホームページでは、相続や介護施設入所等、様々な事情からマイホームの売却希望の売り物件情報とともに、私のユーザーの皆様方が武蔵台を探したきっかけ、購入決断の決め手や住まわれてみての感想等が綴られております。
多くの方々が、これらに触れて武蔵台の良さを知って下さり、この地の住民となって頂くことを地域の方々と共に大歓迎致します。
2019年4月
合同会社こまホーム
代表社員 吉澤 正文